THE TEMPER TRAP|Skream!インタビュー | ザ・テンパー・トラップ,テンパートラップ,TTT

2009.09.09.

THE TEMPER TRAP|Skream! インタビュー

THE TEMPER TRAP|Skream!インタビュー

オーストラリア、メルボルンから登場したTHE TEMPER TRAP。アルバム・デビューを前に世界中から熱い視線を注がれる彼ら。スケールの大きなメロディとタフなビートを兼ね備える彼らには世界中が期待を寄せている。新たなるビッグ・バンドの誕生を予感させるデビュー・アルバム『Condition』発表を控え、SUMMER SONICで来日を果たした彼らに、SUMMER SONIC終了後に話を伺った。

THE TEMPER TRAP : Lorenzo(Gt) Toby(Dr)

INTERVIEWER : 佐々木 健治


-デビュー・アルバムも九月に発売されますが、手ごたえはいかがですか?

T:デビュー・アルバムを発表できるまでに、凄く時間がかかったから、とても嬉しく思っている。今やっとオーストラリアだけじゃなくて、世界各地でアルバムがリリースできる状況ができたから、皆からのフィードバック、反応を楽しみにしているよ。本当に自分達の心血を注いで一生懸命作り上げたアルバムなので、満足している。

L:成し遂げたという意味では、凄い達成感だよね。自分のキャリアの中でも、初めてレコーディングだし、アルバムを一枚仕上げたというのは誇りに思うし、人生のハイライトの一つだよね。オーストラリアではもう出ているし、皆が気に入ってくれているみたいだから嬉しいよ。ずっと長い間やってきたし、自分達が正しいと思うことをやり続けて、こういうリアクションをもらえるわけだからね。

-THE TEMPER TRAPの音楽はスケールの大きなイメージのものだと思いますし、それによって現代版U2とかCOLDPLAYのように言われていますね。実際にその影響も大きいのではないかと思いますが、いかがですか?

L:U2の初期は凄く好きなんだ。それこそ、「Sweet Disposition」を書いている頃は『The Joshua Tree』や『Achtung Baby』をよく聴いていた。そういうアルバムで使われているギターのディレイだったり、リバーヴだったり、そういうものはとても影響を受けているよ。メンバー皆、U2の初期には凄く影響を受けているよ。

-あなた方が音楽を作る上で、心がけていることっていうと何になりますか?TEMPER TRAP独自の音楽を作っていくという意味で。

T:さっき挙げてくれたようなバンドや、TV ON THE RADIO、RADIOHEADといった素晴らしいとされているバンドの共通項っていうのは、曲自体は凄くシンプルなんだけど、音がレイヤーみたいに層になっていて、深みがあるということだと思うんだ。それはやっぱり、いろいろな楽器を使ったりエレクトロニクスで味付けをしたりして、深みを生み出している。一見、分かりやすい曲なんだけど、よく聴くと凄く複雑なことをやっている。それは僕達も常に意識してやっているよ。聴く度に毎回違った発見があるような曲、特にヘッドフォンで聴いた時にそれが如実に分かるような曲を作るということが大切だ。

-THE TEMPER TRAPが今後、どういうバンドとして成長していきたいか、目標やイメージはありますか?

L:常に向上して行けるようなバンドでありたいね。その時点での自分達が書ける最高の曲を書き続けて、可能な限りの感覚を使って自分達の音楽を聴いてもらえるようなバンドになっていきたいね。

T:今回のアルバムのことは凄く誇りに思っているけれど、まだ第一段階だから、これから上に向かって進んでいきたい。これから世界中を回ってライヴも数多くやって、アルバムもたくさん作って、そして、これが一番大事なことなんだけど、ファンと交流を持ってやっていきたい。老いていくまで、そういうことをやれていけたらいいよね。

(追記)インタビュー後、VoのDougyに廊下で遭遇。ビックリするほど腰が低く「ハジメマシテ、Dougyです!」と笑顔で挨拶をしてきてくれた。短く会話をしている間も、外に出ようとする人がいれば素早くドアを開けてあげたり、天然のいい人っぷりがよく出ていました。

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Condition

Price:¥2100 → ¥1995  by Amazon

Release : 2009-09-30


オーストラリアはメルボルン出身のTHE TEMPER TRAP。美しく壮大なメロディ・ラインとDougyの伸びのあるヴォーカル、そして強靭なビートに支えられた彼らの楽曲は、一度で耳に残る普遍性を備えている。シングル「Science Of Fear」や「Sweet Disposition」で聴けるように、スケールの大きさと楽曲の美しさを併せ持ち、U2やCOLDPLAYに引き合いに出される彼らだが、その特徴的なビートや緻密なアレンジには、普遍性だけに留まらない可能性を感じさせる。細分化が進む現在のシーンの中で、ど真ん中に芯を通すような存在として世界中から高い注目を集める彼ら。そこには受け手の過度の期待がある気もするが、それだけのポテンシャルを感じさせる壮大なデビュー・アルバムだ。

(佐々木 健治)

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