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Overseas

Hostess Club Weekender

2012年02月号掲載

Hostess Club Weekender

Writer 中里 友


毎年1月、2月と、覚悟しなくてはならないのが海外アーティストの来日ラッシュ。全公演行こうものなら、お金も時間も全然足りない……しかし、今回RADIOHEADやVAMPIRE WEEKENDをはじめ、数々の人気インディ・アーティストをここ日本でリリースするレーベル、ホステス・エンターテインメント主催による、計10組のアーティストが出演する2日間の祭典Hostess Club Weekenderが開催される運びとなったことは、音楽ファンにとっては非常に喜ばしいことだと言えよう。

その目玉となる出演陣だが、まずは1日目、2月18日のアーティストを出演順に紹介したい。まず一発目からTrevor Powersによるソロ・プロジェクトYOUTH LAGOONが登場。超観たいです。THE XX直系のこのベッドルーム・ポップの職人は今回の初来日でどのようなライヴを見せてくれるのか……。そして、春にデビュー作リリースを控えている期待の新人バンドZULU WINTER、昨年のFUJI ROCK FESTIVALでの熱演も記憶に新しいWU LYF(あのしゃがれ声にはビックリした……)、クラシック音楽を独自に昇華させたポップネスが魅力のOwen Pallettが続き、トリには、その人気を不動のものにさせたTHE HORRORSの登場だ。今回もまた、見応えのあるライヴを見せてくれるに違いない。

2日目19日は、本公演直前にセカンド・アルバムをリリースするPERFUME GENIUSがその絶望感を孕んだ妖艶な歌声でもって幕開けを飾り、女性ソロ・シンガーANNA CALVIがそのバトンを繋ぐ。そして続くはChazのソロ・プロジェクトTORO Y MOI!その絶賛を受ける多様な音楽性の謎は、ライヴで観ることのできる彼の身体性で補完できるのでは。そしてDEERHUNTERのGt&Voを務めるフロントマン、Bradford CoxのATLAS SOUNDが1人で織りなす広大なサウンドスケープに、サイケ/スペーシーの元祖たる元SPACEMEN3のSPIRITUALIZEDがラストを飾る。このタイミングでの来日……さて、一体どんなセット・リストを披露するのだろうか?

にしても不思議と、今回のイベントには何か裏テーマがあるんじゃないかと思う程、似た方向性を持ったアーティストが集まった様に思える。定義は出来ないが、ノスタルジー/ゴシック/ベッドルーム……そういった言葉がキーワードになってきそうだ。まあそれも、この祭典を通して、あなた自身の目で確かめてみてはいかがだろうか。







■Hostess Club Weekender■
2012.2.18(sat)&19(sun)
ザ・ガーデンホール(恵比寿ガーデンプレイス内)
OPEN 13:00 / START 14:00
【TICKET】
・1日券 7,900円(税込/1ドリンク別)
・2日通し券 13,900円(税込/各日1ドリンク別)※Sold Out
<ticket board(ケータイ電子チケット)> https://portal.tickebo.jp/pc/hostessclub/top.html
<プレイガイド> ・PIA Pコード:157-336 ・LAWSON Lコード:72656 ・e+ : eplus.jp
<Hostess Club Weekenderチケット取り扱い店舗>
・タワーレコード (新宿店) ・disk union (WEB SHOP/お茶の水駅前店/神保町店/新宿本館/下北沢店/吉祥寺店/池袋店/渋谷中古センター)

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