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DISC REVIEW

Japanese

FROTHY

THE ANDS

『FROTHY』

Release Date : 2017-01-25
Label : Nomadic Records

90'sオルタナの申し子と言えるサウンドの延長上で、既成概念や固定観念から解き放たれ、さらなる広がりを見せ始めた2011年結成の3人組による3rdアルバム。かなりの深度まで水中に潜ろうとしている姿を捉えたアートワークを考えると、音楽性を広げたと言うよりは、むしろ深いところまで追求したと言った方がメンバーたちの本意なのかもしれないが、LED ZEPPELINを思わせるTrack.4「Womb」や跳ねるリズムがブギっぽいTrack.5「Mute」におけるハード・ロッキンなサウンドは、まさに新境地。"泡のような"を意味するアルバム・タイトルは、泡のように形を変えることを恐れないというバンドの意思表示なんだそうだ。本作における手応えを糧にTHE ANDSは美しい音楽を求め、これからも挑戦を続けるに違いない。(山口 智男)


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Fab Noise

まるでNIRVANAを彷彿とさせる力強いオープニング・ナンバーで始まる今作は90’Sのギター・サウンドを網羅した様なとても魅力的なアルバムだ。NANANINE、monokuro、hare-brained unityと蒼々たるバンドのメンバーが集結し、昨年春に結成されたTHE ANDSは昨年の7月のライヴ・デビュー以降、自主企画、コンピ『WHAT ABOUT US?』の参加など様々な活動の中、バンドとして力を蓄えてきた。そんな中、満を持して今作が初のアルバム・リリースとなる。ややノイジーでソリッドなギター・サウンドや英国的で普遍的なメロディを持っている曲、グルーヴィな曲から疾走感溢れる曲までアルバムはとてもバラエティ豊か。その直球なサウンドはグッと心に響くはず。(遠藤 孝行)



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