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DISC REVIEW

Overseas

2016年10月号掲載

Walls

KINGS OF LEON

『Walls』

Release Date : 2016-10-19
Label : SMJ

ナッシュビル出身4人組ロック・バンドの約3年ぶり通算7作目となるニュー・アルバム。これまでのアルバムすべてを手掛けてきたプロデューサーに代わりCOLDPLAYやARCADE FIREなどを手掛けたMarkus Dravsを迎えて制作された今作は、1stシングルとなった「Waste A Moment」を始め、大きい音の広がりを感じさせる楽曲が並んでいる。そこには数々の大型フェスのヘッドライナーを務めてきた彼らならではの音楽で人々を巻き込んでいく力を感じさせる。あたたかくキラキラしたポップスで踊らせる「Around The World」、スリリングな「Find Me」など、表情豊かな曲たちは、"ファンとの壁がなくなる"という意味が含まれた歌詞"walls come down"を歌う表題曲「Walls」が象徴しているように多くの人に受け入れられそうだ。(岡本 貴之)


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米ナッシュビル出身4人組の、約5年ぶり8枚目となるアルバム。初の全米アルバム・チャート1位を獲得した前作『Walls』から引き続き、プロデューサーにARCADE FIREやCOLDPLAYを手掛けたMarkus Dravsを迎えているが、きらびやかなディスコ・チューンや疾走感のあるギター・ロックなど華美な印象だった前作に比べると、静かに聴かせる曲も多く、アダルトで落ち着いた雰囲気に。そのぶん、いなたいグルーヴを聴かせる楽器陣と、クセのある歌声で紡がれるどこか切ないメロディが主張していて、じわじわと温かく心地よい音世界に包まれていくかのよう。飾らない、等身大で素朴な姿で聴き手に寄り添う本作は、依然として家で過ごすことの多い今にも合っている気がする。(菅谷 透)


Walls

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