Overseas
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90'sオルタナ・ロックの醍醐味を現代に蘇らせる英リーズ出身の3人組。昨年に引き続き、今年も"SUMMER SONIC"に出演する彼らが4曲入りのEPをリリース。現在のライヴのラインナップでレコーディングしたことに加え、ROYAL BLOODを手がけたプロデューサー、Tom Dalgetyを迎え、轟音のロック・サウンドはさらにパワーアップ。ヘヴィなリフを畳みかける表題曲、MOTORHEADにオマージュを捧げた「Bad Penny」が新境地をアピールしながら、「Might As Well」では轟音のギター・サウンドとポップなメロディを組み合わせるというこのバンドの真骨頂を改めて印象づける。「Replace Me」は彼らのルーツを物語る正調グランジ・ロック。(山口 智男)
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変な例えかもしれないけど、もしNIRVANAの面影を求め、FOO FIGHTERSを聴いているリスナーがいるなら、このバンドを聴くことをオススメしたい。すでに3度の来日を実現させているイギリスはリーズ出身のトリオ。ROYALBLOODを手掛けたTom Dalgetyプロデュースのもと、完成させたこの3rdアルバムでは、そんな魅力がさらに感じられるようになってきた。60年代を連想させるポップ・センスがその他のグランジ・リヴァイヴァルのバンドと彼らの大きな違いだが、ヘヴィな演奏とキャッチーなアピールがひとつになったTrack.7「Might As Well」は、そんな魅力がひとつ頂点を究めたことを印象づける本作のハイライト。もちろんMOTÖRHEADばりの暴走で畳み掛ける終盤の流れも聴き逃せない。(山口 智男)
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90'sオルタナ・ロックの醍醐味を現代に蘇らせる英リーズ出身の3人組。昨年に引き続き、今年も"SUMMER SONIC"に出演する彼らが4曲入りのEPをリリース。現在のライヴのラインナップでレコーディングしたことに加え、ROYAL BLOODを手がけたプロデューサー、Tom Dalgetyを迎え、轟音のロック・サウンドはさらにパワーアップ。ヘヴィなリフを畳みかける表題曲、MOTORHEADにオマージュを捧げた「Bad Penny」が新境地をアピールしながら、「Might As Well」では轟音のギター・サウンドとポップなメロディを組み合わせるというこのバンドの真骨頂を改めて印象づける。「Replace Me」は彼らのルーツを物語る正調グランジ・ロック。(山口 智男)
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今年8月、知る人ぞ知る存在だったにも関わらず、爆音を轟かせたパワフルなパフォーマンスによって、SUMMER SONICを沸かせたイギリスの3人組。その彼らの日本デビュー盤となる2作目のアルバム。日本盤化にあたって、アルバム収録曲と比べても何ら遜色ない6曲が加えられている。バンドもその影響を認めているように、そのサウンドはNIRVANAを始めとする90年代グランジ直系。今時、珍しいと思えるぐらいシンプルな演奏が痛快というか、潔い。それはやはり曲のクオリティに加え、思いっきり歪ませたギターの爆音は何にも代えられないほどかっこいいという自信があるからだろう。時折WEEZERを連想させながら、そこまで泣いているわけではないメロディにもこのバンドらしさが感じられる。(山口 智男)