Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

DISC REVIEW

Overseas

2015年06月号掲載

In Colour

Jamie xx

『In Colour』

Release Date : 2015-06-02
Label : Hostess Entertainment

FKA TWIGSやSBTRKTなど先鋭的なアーティストを輩出しているXL Recordings傘下の人気レーベル"Young Turks"の急先鋒、THE XXのメンバー兼プロデューサーでもあるJamie xxのソロ・デビュー・アルバム。インディー・ロックとダンス・シーンをつなぐ存在として、ソロ・ワークとしてはこれまでにAlicia Keys、Rihannaらをプロデュース、リミキサーとしてAdele、RADIOHEADなどを手掛けてきた彼の注目の作品はイケイケなクラブ・サウンド「SeeSaw (featuring Romy)」、ミニマルな「Obvs」など個人的嗜好がうかがえる多彩なダンス・トラックの他、先行両A面シングル「Girl」「Sleep Sound」ももちろん収録。THE XXファンのみならずクラブ・カルチャーを愛するリスナー必聴のアルバム。(岡本 貴之)


Related DISC REVIEW

In Colour

FKA TWIGSやSBTRKTなど先鋭的なアーティストを輩出しているXL Recordings傘下の人気レーベル"Young Turks"の急先鋒、THE XXのメンバー兼プロデューサーでもあるJamie xxのソロ・デビュー・アルバム。インディー・ロックとダンス・シーンをつなぐ存在として、ソロ・ワークとしてはこれまでにAlicia Keys、Rihannaらをプロデュース、リミキサーとしてAdele、RADIOHEADなどを手掛けてきた彼の注目の作品はイケイケなクラブ・サウンド「SeeSaw (featuring Romy)」、ミニマルな「Obvs」など個人的嗜好がうかがえる多彩なダンス・トラックの他、先行両A面シングル「Girl」「Sleep Sound」ももちろん収録。THE XXファンのみならずクラブ・カルチャーを愛するリスナー必聴のアルバム。(岡本 貴之)


Remixes

"FUJI ROCK FESTIVAL '17"では、会場の雰囲気と彼らのキャリアとのケミストリーもあって、ベスト・アクトに挙げる人も多かったTHE XX。2月の単独来日公演を前に、メンバー自らが監修した日本のファン向けのリミックス集だ。Jamie xxが手掛けた「Reconsider」のどこまでも静謐な、エレクトロなのにむしろ現代においては自然に限りなく感覚のアンビエンス。ベース・ミュージック寄りの「Sunset」など、いずれも今時のスタンダードと呼べそうなサウンド・デザインだ。ミニマルでありつつふたりの声を大事にした、FOUR TETらしいリミックスの「VCR」、ビート使いが独特なPEARSON SOUNDによる「Fiction」などを経てJamie xxが再構築した名曲「On Hold」までの時間すべてが至福。(石角 友香)



Related LIVE REPORT

THE XX

THE XX

2010.05.14 @代官山 UNIT