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DISC REVIEW

Overseas

2014年06月号掲載

Love Frequency

KLAXONS

『Love Frequency』

Release Date : 2014-06-25
Label : SMJ

ニュー・レイヴ=インディー・ロックとダンス・ミュージックの融合の先駆者による4年ぶりの新作。メタル/ハードコア畑のプロデューサーとして知られるRoss Robinsonと組み、ロック色濃いサウンドに挑んだ前作から一転、今回、彼らが目指したのはダンス・ミュージック回帰。それはJames Murphy、Tom Rowlands(THE CHEMICAL BROTHERS)に加え、今をときめくErol Alkan、GORGON CITYも起用したプロデューサー陣の顔ぶれからも明らかだが、ポップ・アルバムを作ることをテーマにエレクトロなサウンドやR&B/ディスコの影響を大胆に取り入れ、強烈に"今"を印象づける曲の数々は、ひょっとしたら前作以上に物議を醸すかもしれない。メロウな作風とは裏腹にバンドの野心が窺える問題作だ。(山口 智男)


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エレクトロ系中心の仏レーベル、Kitsunéの名物コンピ『Kitsuné Maison』の最新版。筆者にとってKitsunéといえばニューレイヴ。今から7年ほど前、KLAXONSやDIGITALISMらを中心としたニューレイヴ・ムーヴメントが巻き起こったとき、Kitsunéは世界で最も重要なレーベルだった。嗅覚の鋭い音楽好きはみんなこのコンピをチェックしていたものだ。今は時代の中心にいるわけではないけれど、着実にいいものを届けるレーベルとして確固たる地位を築いている。今作は収録アーティストが全体的にしっとりと静謐な世界観を持っていて、"アガる"だけじゃない豊潤な時間を堪能できる。個人的にはJAWSとNIMMO AND THE GAUNTLETTSという2組の英バンドがツボ。(天野 史彬)


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ニュー・レイヴ=インディー・ロックとダンス・ミュージックの融合の先駆者による4年ぶりの新作。メタル/ハードコア畑のプロデューサーとして知られるRoss Robinsonと組み、ロック色濃いサウンドに挑んだ前作から一転、今回、彼らが目指したのはダンス・ミュージック回帰。それはJames Murphy、Tom Rowlands(THE CHEMICAL BROTHERS)に加え、今をときめくErol Alkan、GORGON CITYも起用したプロデューサー陣の顔ぶれからも明らかだが、ポップ・アルバムを作ることをテーマにエレクトロなサウンドやR&B/ディスコの影響を大胆に取り入れ、強烈に"今"を印象づける曲の数々は、ひょっとしたら前作以上に物議を醸すかもしれない。メロウな作風とは裏腹にバンドの野心が窺える問題作だ。(山口 智男)



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