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DISC REVIEW

Overseas

Mirage Rock

BAND OF HORSES

『Mirage Rock』

Release Date : 2013-01-23
Label : ホステス

前作では飛躍、そして覚醒を遂げたなら、本作はその貫禄を示す充実作と言える。おや?早くもキャリア最高傑作との呼び声も。アメリカの雄大な荒野を駆け巡る、気高く、美しい白馬のような男たちが帰ってきた。BAND OF HORSES、約2年振りの4thアルバム『Mirage Rock』である。本作最大のトピックはGlyn Johnsをプロデューサーに迎えたこと。この人、往年のロック・ファンなら避けては通れない存在であり、THE ROLLING STONESやLED ZEPPELIN、そしてEAGLESを成功に導いたことは有名だ。そんな背景から察すると、まさにHORSESは新たなEAGLESになるのではないか。繊細で時に大胆な、壮大なスケールで描くアメリカン・ロックを堪能あれ!(伊藤 洋輔)


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Why Are You OK

シアトルの5人組フォーク・ロック・バンドによる4年ぶり5枚目のアルバム。Neil Young『On The Beach』とROXY MUSIC『Country Life』の名盤2枚を掛け合わせたような印象的なジャケットに違わず、ロック・クラシカルな質感だ。象徴的なのは「In A Drawer」、DINOSAUR JR.のJ Mascisや、バンドの初期メンバーをゲスト・ヴォーカルに迎え、キャリア総ざらいの布陣。美しいコーラスの掛け合いがカタルシスをもたらす、新たなBAND OF HORSESの代表曲となるであろう「Casual Party」を始め、序盤はいなたくも風通しの良いアッパーな楽曲が並ぶ。だが、後半になるにつれフォーク・サウンドに回帰していき、丁寧に現代アメリカーナのど真ん中に着陸していく流れがたまらなく美しい。(峯 大貴)


Mirage Rock

前作では飛躍、そして覚醒を遂げたなら、本作はその貫禄を示す充実作と言える。おや?早くもキャリア最高傑作との呼び声も。アメリカの雄大な荒野を駆け巡る、気高く、美しい白馬のような男たちが帰ってきた。BAND OF HORSES、約2年振りの4thアルバム『Mirage Rock』である。本作最大のトピックはGlyn Johnsをプロデューサーに迎えたこと。この人、往年のロック・ファンなら避けては通れない存在であり、THE ROLLING STONESやLED ZEPPELIN、そしてEAGLESを成功に導いたことは有名だ。そんな背景から察すると、まさにHORSESは新たなEAGLESになるのではないか。繊細で時に大胆な、壮大なスケールで描くアメリカン・ロックを堪能あれ!(伊藤 洋輔)


Infinite Arms

03年に解散したシアトルのバンド、CARISSA'S WEIRDのメンバーだったBen BridwellとMat Brooke(現GRAND ARCHIVES)を中心に結成された、BAND OF HORSESの3枚目。SUB POPからメジャー・レーベルへの移籍が功を奏したか、さっそく米英では好調なチャート・アクションを示している。オーガニックなカントリーをルーツとしながら、ラウドな荒々しさと繊細な美しさを同居させたサウンドは前作の延長線と言える音響構築だが、どこか持ち前の魅力である"いなたさ"が洗練されてしまったように感じるのは、メジャー・プロダクションの功罪?なんてちょっと斜に構えちゃったけど、Benのエコーを活かした、まろみあるハイトーン・ヴォイスを聴くだけで最高に幸せ!サマソニでの来日も決定しているので、期待を裏切らないと評判のライヴ・パフォーマンスも必見ですよ!(伊藤 洋輔)



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2010.08.08 @千葉マリンスタジアム&幕張メッセ