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DISC REVIEW

Japanese

きらめき☆ドラマティック

東京カランコロン

『きらめき☆ドラマティック』

Release Date : 2012-11-21
Label : avex trax

2012年8月にメジャー・デビューしたばかりの男女ツイン・ヴォーカルの5人組バンド。前作の“ナツ盤”に続き、第2弾の今作は“フユ盤”。リード曲の作詞はリリー・フランキーだというから驚きだ。ピコピコとテレビ・ゲームを思い出すような電子音と昭和歌謡曲的なレトロなメロディと60年代洋楽ロックにも負けないキャッチーなキーボード。1つ1つをとれば、どれもポップでキャッチー、そして馴染みのあるサウンドである。決して新しく聴こえるものではないだろう。だが、3つ合わさった時の衝撃ときたら、どう表現しようかと何度も書いては消して、を繰り返している。まさに、筆舌尽くしがたいというやつだ。絶妙なバランスでブレンドされた3つの個性とツイン・ヴォーカルのハーモニーが織りなす冬曲たちは今冬必聴である。(石井 理紗子)


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noon/moon

カランコロン初の2枚組アルバム。タイトル通り昼と夜ともとれるし、建前と本音とも、ポップともアヴァンギャルドともとれるが、いずれも最終的にポップスと言える域に消化。"ワンマ んツアー"で会場一体になり録音したコーラスをベースにした「noon」、「カラフルカラフル」に素直に感動したり、改めて中毒性の高い「スパイス」のメロに感服するDISC1。『noon』のTrack.1とリリック的には同じ構造を持ちつつ、思っきり遊び心を注入したDISC2の始まり「moon」にニヤニヤし、80sフレイヴァーでミニマル・ファンクな「ロボコミュ(SZKロボットMIX)」や、在日ファンクホーンズがハードボイルドに曲を彩る「じゃがいも殺人事件」などトータル14曲。ほぼ同じ歌詞ながらアレンジで心象の変化を描くふたつの「ハロー」も大きな意味を持つ。(石角 友香)


スパイス

カランコロンのニュー・シングルはアニメ"食戟のソーマ"エンディング・テーマとしても話題、なんだけれどこれはぜひ、きっちりフルで聴くべし! イントロから単音且つ複雑なギター・フレーズがヴィヴィッドに彩り、モータウン調のビートは軽快、でもアレンジは相当凝っていて、当然、演奏スキルも容赦なく高い。テンポじゃなくて構成要素はジェットコースター級のポップ・ナンバーに仕上がっている。和テイストを感じるサビのメロディと歌詞の絡みも中毒性満点で、切ない歌詞の内容も切なすぎず、フックとして残るさじ加減もいい。そしてカップリングは"キテレツ大百科"でおなじみの「お料理行進曲」を2015年のカランコロン流、おもちゃ箱をひっくり返したような遊び心でアレンジ。聴いてお腹が空くナイスなカバーだ。(石角 友香)


きらめき☆ドラマティック

2012年8月にメジャー・デビューしたばかりの男女ツイン・ヴォーカルの5人組バンド。前作の“ナツ盤”に続き、第2弾の今作は“フユ盤”。リード曲の作詞はリリー・フランキーだというから驚きだ。ピコピコとテレビ・ゲームを思い出すような電子音と昭和歌謡曲的なレトロなメロディと60年代洋楽ロックにも負けないキャッチーなキーボード。1つ1つをとれば、どれもポップでキャッチー、そして馴染みのあるサウンドである。決して新しく聴こえるものではないだろう。だが、3つ合わさった時の衝撃ときたら、どう表現しようかと何度も書いては消して、を繰り返している。まさに、筆舌尽くしがたいというやつだ。絶妙なバランスでブレンドされた3つの個性とツイン・ヴォーカルのハーモニーが織りなす冬曲たちは今冬必聴である。(石井 理紗子)


少女ジャンプ

2009年に結成し、その直後楽曲がロッキング・オン主催のRO69JACKのコンピレーション・アルバムに収録されるなど、注目を集める東京カランコロンの1stシングルがこちら。スピッツやLOST IN TIME等を手掛ける竹内 修をプロデューサーに迎えて制作された今作は、彼ら独自のポップな感覚と女の子の視点から描かれた歌詞がとても印象的なアップテンポなポップ・チューン。カップリングの「ぽっかりsweet」はまるでDEERHOOFを彷彿とさせる不思議なバランス感覚を持ったマジカルなナンバー。カラフルな音楽性と急速な曲展開、それがまるで計算され尽くされたかのような世界感。今後さらに注目を集めていくだろう。ボーナス・トラックとして収録されている46分にも及ぶライヴ音源も必聴。(遠藤 孝行)


New Action! Compilation Vol.1

毎月最終月曜日に新宿MARZで開催されているロック・パーティ『New Action!』から放たれた今作はロックンロールもヒップホップもエレクトロも含んだ全15曲。東京カランコロン、THEラブ人間を始めこれから注目を集めるであろうアーティストの代表曲や新曲も収録されたお得な一枚だ。同時期に発売になった"freethrow"のコンピと同じくジャンルやレーベルではなくパーティーから生まれた事に意味があるのだろう。いち早く話題のバンドを楽しめる事もポイントだがアルバムとして聴いても流れがあってしっくりと聴き通せる。ロック・パーティーに行った時の発見や驚きをこのコンピからも見つけることが出来るはずだ。(遠藤 孝行)



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