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DISC REVIEW

Japanese

Yellow Yesterday

Turntable Films

『Yellow Yesterday』

Release Date : 2012-04-18
Label : SPACE SHOWER MUSIC

井上陽介(Gt)を中心に京都で結成されたTurntable Films。2010年にsecond royalよりリリースされたデビュー・ミニ・アルバムから待望の1stフル・アルバムと言っていいだろう。一年かけて作られたという楽曲群はリズムよりもメロディにフォーカスが当てられより洗練され、とにかく音がいい。カントリーやフォークをベースにしながらも渋さは全くなく瑞々しくて軽やか。WILCOやBECK等に通ずる現代的なポップさを持ち合わせながらも、今作は「Animal’s Olives」等にあるようなサイケデリックでシューゲージングな新機軸も。今までの魅力と沢山のバリーエションと希望を詰め込んだような最高のアルバム。 (遠藤 孝行)


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ソングライターでフロントマンの井上陽介はGotchバンドのギタリストとして、そしてバンドそのものもくるりとの交流などを経て、リリースがない期間に耳目を集めるようになってきた感が。3年半以上ぶりの今作でも、アメリカのルーツ・ミュージックの部分は演奏のたしかさに感じることはあるけれど、全曲日本語になったことでより井上のヴォーカリストとしての心情の揺れに素直に寄り添える。作詞も例えば男女の別れのあとから始まる物語など、淡いがリアルな筆致も冴える。そして本作のキーは井上が敬愛するSandro Perriのミキシング、そして制作期間中によく聴いていたというCurtis Mayfieldの『There's No Place Like America Today』だろう。さらにバンドの存在感があらゆる層に届きそうな転機の1枚。(石角 友香)


Yellow Yesterday

井上陽介(Gt)を中心に京都で結成されたTurntable Films。2010年にsecond royalよりリリースされたデビュー・ミニ・アルバムから待望の1stフル・アルバムと言っていいだろう。一年かけて作られたという楽曲群はリズムよりもメロディにフォーカスが当てられより洗練され、とにかく音がいい。カントリーやフォークをベースにしながらも渋さは全くなく瑞々しくて軽やか。WILCOやBECK等に通ずる現代的なポップさを持ち合わせながらも、今作は「Animal’s Olives」等にあるようなサイケデリックでシューゲージングな新機軸も。今までの魅力と沢山のバリーエションと希望を詰め込んだような最高のアルバム。 (遠藤 孝行)



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