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DISC REVIEW

Japanese

4C

yEAN

『4C』

Release Date : 2012-04-11
Label : actwise/MOONSHINE INC.

2010年結成の男女ツイン・ボーカル4ピース・ロック・バンドyEAN。初全国流通盤となる今作は新しいジャンルすら作り得る可能性に満ちた秀作である。冒頭を飾る「m.B.E.b」の語りかけるようなミサキ(Vo&Ba)のヴォーカルと個性的な歌詞、リリースに先駆けPVも公開された「11010」のカラフルかつ秀逸なシンセ音とコーラス・ワーク、現時点でのアンセムといえる「アシンメロディ」のキャッチーなメロディなどが、聴く者を時に高揚させ、時に陶酔させる。様々な要素が一曲の中で独特な展開を演出し、作品は進んでゆく。そして聴き終えた後には哀愁すら帯びた心地よい浮遊感が心に芽生え、まるで映画を観終えたような感覚になる。ミニ・アルバムとは思えないほどの満足感を得ることができるだろう。(平野 スミオ)


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NATURAL

2012年に初の全国流通盤をリリースしてから、メンバー・チェンジを繰り返しながらもライヴを行い、バンドの地盤を固めてきたyEANが、とうとう現在の6人編成になって初作品であり、約3年ぶりとなるミニ・アルバムをリリース。USインディーの匂いのある楽曲に、大所帯らしさを利用した様々な音色が鮮やかで、キーボードが前に出たり、ギターで引っ張るなど、各曲でその曲を活かすアプローチを取っている。キャッチー師匠とサナキのツイン・ヴォーカルも、音の持つささやかでありながら普遍的な幸せを辿るようなあたたかみがあり、コーラスを含めた三声のハーモニーになるとその説得力が倍増する。肩肘張らない素朴なポップ感とその裏にある切なさ。かけがえのない人と一緒にいるときに感じる喜怒哀楽と似ている。(沖 さやこ)


4C

2010年結成の男女ツイン・ボーカル4ピース・ロック・バンドyEAN。初全国流通盤となる今作は新しいジャンルすら作り得る可能性に満ちた秀作である。冒頭を飾る「m.B.E.b」の語りかけるようなミサキ(Vo&Ba)のヴォーカルと個性的な歌詞、リリースに先駆けPVも公開された「11010」のカラフルかつ秀逸なシンセ音とコーラス・ワーク、現時点でのアンセムといえる「アシンメロディ」のキャッチーなメロディなどが、聴く者を時に高揚させ、時に陶酔させる。様々な要素が一曲の中で独特な展開を演出し、作品は進んでゆく。そして聴き終えた後には哀愁すら帯びた心地よい浮遊感が心に芽生え、まるで映画を観終えたような感覚になる。ミニ・アルバムとは思えないほどの満足感を得ることができるだろう。(平野 スミオ)



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