lego big morl / Flowers|Skream!ディスクレビュー(レゴ・ビッグ・モール,レゴビッグモール)



lego big morl / Flowers

自分の意志で未来を開拓することと、現在をありのまま受け止めることは同等に困難だ。どちらも形は違えど痛みを伴い、それは決して軽いものではない。lego big morlは、公式サイトから無料ダウンロード・リリースされる4thシングル『Flower』でそのふたつの痛みと対峙し、新しい顔を生みだした。おそらく、その痛みは相当なものだったはずだ。常に自分の意志で時を刻んできた彼らは、“花”という強烈なまでに純粋な時間を刻む存在に、時間の重みを重ね合わせている。ひんやりと透明なヴォーカル、切々と降りそそぐ雨を思わせるギターのフレーズ、美しい螺旋を描くサウンドは、より実際的な歌詞と重なり、結びつく先が明確になっている。そして刹那的な世界に沈み込み、やがてまだ見ぬ明日へと踏み出すところで物語を閉じた。その物語は、刹那的でありつつも耽美に陥ることなく、現実的な情景の中へ力強い確固たる足取りで踏み出す。

(山田 美央)

2009.07.02 UpDate

lego big morl インタビュー
ライヴをまた観たいと思ってもらえる様なバンドになりたい。実際そういうバンドもたくさんいるし。僕らはやはりライヴバンドなので。

Re:Union / lego big morl ディスクレビュー
冒頭曲「素晴らしき世界」によって開かれた扉。そこから一斉に吹き込んでくる雄大な風は、いくつものドラマを巻き起こし、私たちの心を包み温めていく――。メロディによっ...
Flowers / lego big morl ディスクレビュー
自分の意志で未来を開拓することと、現在をありのまま受け止めることは同等に困難だ。どちらも形は違えど痛みを伴い、それは決して軽いものではない。lego big m...
溢れる / lego big morl ディスクレビュー
大阪の高校で同級生だった3人と熊本出身のドラムのアサカワが2006年に結成した4ピース・ロックバンド。大阪から全国へ活動の幅を広げ、昨年のドラマ「赤い糸」では挿...




Skream! Diskreview