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DISC REVIEW

Japanese

CD

□□□

『CD』

Release Date : 2011-02-23
Label : commmons

"言葉"と"文字"をテーマに豪華女性アーティストを多数迎えたニュー・アルバム。アヒル口でおなじみのまつゆうだったり声優の金田朋子など□□□ならではの異色のコラボを展開。常に実験的要素がある□□□だが、今作は更にたくさんの音が飛び交っているけどムダな音がひとつもなく洗練されている。言葉のリフレインが心地よく響き頭の中をループ。「ちょwwおまww」というタイトルの曲もあるように新しい言葉のカタチを見事に曲として昇華し、陰湿なイメージのある"ネット社会"とは相反する新しいコミュニケーションとしての言葉の感覚は風通しが良くさわやか。もはや現代人にとって、こういったネットの中の言葉や文字の方がリアルなのかも。(花塚 寿美礼)


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名義だけ見ると音楽性が想像できないが、聴くと驚きや衝撃とともに不思議と腹落ち感のある楽曲が並ぶこのミニ・アルバム。the band apartのメンバーをひとりずつヴォーカルとしてフィーチャリングした今作は、サルサやメントのゆるいラテン・ムードで"俺は板橋のジョン・メイヤー"と荒井岳史が歌えば、木暮栄一は本気度満載のラップを聴かせるし、川崎亘一はなんとエレキ弾き語りで彼らしい佇まいを感じさせる歌を歌う。そして最も□□□のパブリック・イメージに近いサンプリングが時空と位相を切り刻みつつ、極上のポップでもあるトラックに乗せて原昌和が美声を聴かせるという具合。さらに、「Eric.W」の再演に乗せて、いとうせいこうが強烈にオリジナリティ溢れるラップを放つ「お前次第ってことさ」。バラバラなようで、この2組のダンディズムと遊び心が言わずもがなのセンスで接地していることがわかる痛快な作品だ。(石角 友香)


CD

"言葉"と"文字"をテーマに豪華女性アーティストを多数迎えたニュー・アルバム。アヒル口でおなじみのまつゆうだったり声優の金田朋子など□□□ならではの異色のコラボを展開。常に実験的要素がある□□□だが、今作は更にたくさんの音が飛び交っているけどムダな音がひとつもなく洗練されている。言葉のリフレインが心地よく響き頭の中をループ。「ちょwwおまww」というタイトルの曲もあるように新しい言葉のカタチを見事に曲として昇華し、陰湿なイメージのある"ネット社会"とは相反する新しいコミュニケーションとしての言葉の感覚は風通しが良くさわやか。もはや現代人にとって、こういったネットの中の言葉や文字の方がリアルなのかも。(花塚 寿美礼)



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