Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

DISC REVIEW

Overseas

There Are Rules

THE GET UP KIDS

『There Are Rules』

Release Date : 2011-01-15
Label : QUALITY HILL RECORDS

"エモ"シーン、その全てのファンがこの名前を見れば心ときめくはず!あまりにも甘酸っぱいメロディとともに疾走する彼らの楽曲は、"感情"を刺激するまさしく"エモ"の代名詞的存在だった。一度は解散したもののシーンにカムバックしてくれた彼らの復帰作は、往年のファンには大きな驚きを与えるかもしれない。まず、音割れしそうなヴォルテージで響き渡る1曲目「Tithe」。"青春"な香りが漂うかつての彼らの音色から打って変わった攻撃性で幕を開け、続くエレクトリック・サウンドをフィーチャーした楽曲が二重三重のインパクトをぶつけてくる。過去の遺産にしがみつくことなく、現在の自分が信じるものを表現しようとする彼らの気概が表れているような作品だ。(道明 利友)


Related DISC REVIEW

There Are Rules

"エモ"シーン、その全てのファンがこの名前を見れば心ときめくはず!あまりにも甘酸っぱいメロディとともに疾走する彼らの楽曲は、"感情"を刺激するまさしく"エモ"の代名詞的存在だった。一度は解散したもののシーンにカムバックしてくれた彼らの復帰作は、往年のファンには大きな驚きを与えるかもしれない。まず、音割れしそうなヴォルテージで響き渡る1曲目「Tithe」。"青春"な香りが漂うかつての彼らの音色から打って変わった攻撃性で幕を開け、続くエレクトリック・サウンドをフィーチャーした楽曲が二重三重のインパクトをぶつけてくる。過去の遺産にしがみつくことなく、現在の自分が信じるものを表現しようとする彼らの気概が表れているような作品だ。(道明 利友)


Simple Science

長嶋茂雄の名言をなぞり、「わがエモは永久に不滅です!」と言っているように聴こえる。もちろん誤訳ですが、そんなエモーショナルなのだ。大盛況に終わった再結成来日公演も記憶に新しいTHE GET UP KIDSから、世界限定ハンド・ナンバリング入り10,000枚のEPが届けられた。スタジオ作としては4th アルバム『Guilt Show』以来約6年ぶりとなる新作だが、不変の泣きメロは健在!ちょっぴり涙腺をくすぐる切なさと軽やかにアゲる疾走感は、最早職人レベルの域です。メンバー自ら立ち上げたFLYOVER RECORDSから第1弾リリースであり、エモ・シーンの立役者として若手に喝を入れるべく(大沢親分イズム)、気概に満ちた叫びが詰まっています。この存在感は、まさにエモ終身名誉監督な佇まい!と、強引に野球ネタを絡めお伝えしました。(伊藤 洋輔)