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COLUMN

黒猫チェルシーの「開拓!ネコロンブス」【第4回】

2016年07月号掲載

黒猫チェルシーの「開拓!ネコロンブス」【第4回】

黒猫チェルシーの開拓!ネコロンブス 第4回 <岡本啓佑(Dr)>

「Tシャツ、素材事情」

先日、黒猫チェルシーは喧嘩になった。ツアーグッズのTシャツの素材についてだ。綿に化学繊維などが配合された肌触りのよい少し光沢のある素材派(渡辺、宮田、岡本、マネージャー)と、綿100%のしっかりした素材派(澤)での争いだった。

熱い論争の末、多数決での決定となったが、こんな争いを未然に防ぐためにも、"完全主観"で検証していきたいと思う。

職業柄なのか僕が三男坊だというキャラクター故か、Tシャツをいただく事が多いので、ここは自宅のストックをサンプルに見ていきたい。

まず僕の所有しているTシャツの素材とその数を調べてみたところ、綿100%のものが全体の7割を超える事がわかった。圧倒的綿100%。残りの3割の中に"定番の素材"のようなものはなく、Tシャツによって配合は様々でありメーカーの努力が窺える。

その辺りはグラフ画像を参考にしていただいて、ここで素材別お気に入りTシャツベスト3を紹介しよう。




第3位

coen 1M(ile)クラシックジャージークルーネック」ポリエステル40% 綿30% レーヨン30%
これは外出もできる部屋着として売られていたもの。伸縮性がよくとてもスベスベしている。毛玉ができやすいのが欠点。笑顔のアー写でも着用したボーダーのインナーもこれと同じ。



第2位

「COLE HAAN ノベルティTシャツ」スーピマ50% テンセル50%
スーピマは綿の一種、テンセルは近年開発された新素材。
軽くて光沢や落ち感があって上品だが、柔らかすぎてちょっと心配になる。そういう意味で落ち着かないところがある。



第1位

「ripvanwinkle 首元カットTシャツ」綿100%
やはり圧倒的綿100%。強くて安心感がある。汗が乾きにくいなどの欠点もあるが、洗濯で生地やプリントの風合いがこなれてくる楽しみも綿100%ならではかと思う。


もちろん綿100%といっても、生地の厚さや編み方、綿の品種によって様々であるが、コレは表面がサラサラして光沢感もあるのに生地の厚さもありしっかりしている。ダントツNo.1であった。

ポリ配合ももちろん良さはあるが、このような結果になり、綿100%を推していた澤には謝りたい。ごめん。

まだまだ知らない素材や配合が世の中に溢れているので、これをグッズに採用してほしい!という生地があれば是非教えていただきたい。

ちなみに最近のよく着るTシャツはAlaska JamのグッズTシャツ。もちろん綿100%。