COLUMN|0.8 秒と衝撃。 塔山忠臣 の「アホボケカスは俺か?」

0.8 秒と衝撃。 塔山忠臣 の「アホボケカスは俺か?」【第18回】

0.8 秒と衝撃。 塔山忠臣 の「アホボケカスは俺か?」

【第18回】2013年08月号掲載


*塔山が諸事情により、今月は執筆できませんので、もうひとりのメンバーであるJ.M.が特別に原稿を書きました!

「ダメを愛する」そんな感覚が自分の中に生まれはじめた。
人や、モノ、尊敬の念が湧かないと、心の奥には染み込んでこない人生だったが、事情は、少しずつ変わる。
ステージに立つのが好きじゃなかった。音を作る室内の作業が好きで、ライブに遊びに来てくれる人の笑顔が好き。
自分の中にどうしても繋がらない矛盾をもって、ステー ジに立つ。
なぜ立つのか。そうしたモノと戦っているのだろう。矛盾した心と、ココに在る 音の為に。
今、バンドの全てを変えていっている。その為に、自分を変えていっている。
『遺伝子に逆らうことだ。』
耳元で囁くのは、何年か前の己の声。自分に対して恥はかけない。
「無様に散ろう。」 塔山に、そう言った。

―***―

赤坂BLITZワンマン後、くたびれた身体で手紙を一つ一つ手にとり、壁にもたれて読む。
「あの光景を忘れない。」
最後の景色に、歌っている私でさえ 驚いたのだ。ただただ、セカイが美しかった。
ROCA2でエンディングの音が止まった際に、自然と皆の歌声が繋いだ。事前に合わせた訳じゃない。
そこに居るほとんどの人が、一生懸命支えようとしている表情(かお)であった。
実感した。どれだけこの音楽を近くに感じ、愛してきてくれていたか。曲だけじゃない、私達はずっと、支えられていた。
ここに在る世界は、ダメな自分達を愛している人で満ちているんだと知った。
同時に誓う。
このバンドを、必ず、変えると。
矛盾を、愛しく抱いて。

0.8秒と衝撃。J.M.


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0.8秒と衝撃。

0.8秒と衝撃。

[塔山忠臣(唄とソングライター) J.M.(唄とモデル)]
ソングライティングを手がける塔山忠臣と、昼間はモデルという別の顔でも活躍するJ.M.によるユニット。“21 世紀のMorrissey&Marr”を自称し、全てのトラック・メイキング、アレンジまでを2人でこなす。09年10月に、デビュー・アルバム『Zoo&LENNON』で注目を浴び、スペシャ列伝やSAKAE SP-RINGなど多数のイヴェントに参加。ますます加速していく音像と、独創的な世界観は今の音楽シーンにおいてどのアーティストとも比較できない存在感を放つ。


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